精神構造分析について

精神構造分析の目的は
「問題の解決」です。

不調・不快感の緩和ではありません。

問題解決には事実と直面していくため
精神的な苦痛を伴います。

「苦痛を伴ってでも問題を根本解決したい」という
強い動機・意志がある方、
興味のある方は記事に目を通して見てください。

精神構造分析とは

当院の精神構造分析は
「内海式精神構造分析法」を参考にした
分析を行います。

著書「心の絶対法則」

「内海式精神構造分析法」とは、
自分が一体何者で何をしでかしているのか、
自分にどんな嘘をついているのか、
どんな仮面をかぶり人形を演じているのか、
いかに自分が嘘をついていることを自覚していないか、
いかに過去のトラウマを封じ込めながら
それに縛られて生きているか、
ということを知るための技法である。

病気の治療はもちろん、夫婦関係や家族問題、
親子関係の問題、経営の悩み、倫理観に対する悩み、
お金の悩み、社会活動での悩みなど
すべてに応用することができる。

違う言い方をすれば、
これらの悩みは違うように見えて
実は同じ原因により起こっているのだ。

内海聡医師の著書「心の絶対法則」より

簡単に言うと
自分にウソをついて生きることが
病気やあらゆる問題を引き起こす。

自分自身についているウソ、トラウマを直視し
生き方を反転させていく技法が“精神構造分析法”です。

精神構造分析で「迷路のしくみを知る」

分析を例えると
「迷路を上から見る技法」

というのも、病気や悩みというのは
「迷路のしくみ、立ち位置、出口が
わかっていない状態」です。

迷路を自覚できていないため
悩み・病気・問題を繰り返し続けます。

問題という迷路を上から眺め、地図、
入口、現在地、出口を知るための技法。

分析は

「自分がどんな迷路にはまっているのか」
「今どの位置にいるのか」
「どこから入って出口はどこなのか」

自分の状態(深層心理)を
知るための技法となります。

しかし、迷路を出るかどうかはその人次第。
中には「迷路の中の方が楽」という方もいます。

しかし、迷路を抜けることで
自分の進みたい方向に真っ直ぐに行ける。

このように分析は
自分の迷路・立ち位置を知るための技法であり、
「人に良くしてもらうための技法」ではないことを
頭に入れておく必要があります。

カウンセリングとの大きな違い

分析で注意しないといけないことは
一般的なカウンセリングとは真逆の内容
だということ。

例えば、カウンセリングと分析の違いは

種類技法
カウンセリング傾聴、受容、共感
癒し、その場の楽
分析共感しない(疑う・不信用)
直面する、反転させる
苦痛を伴う、解決する
カウンセリングと分析の違い

分析がカウンセリングと大きく異なる部分は
「傾聴・共感しない」「癒さない」ところ。

なぜ傾聴しないかというと
傾聴・共感は問題の解決にならず、
問題を繰り返すループに入ってしまうからです。

例えば

「子どもが言うこと聞かない」
という悩みがあるとき。

1.「子どもが言うこと聞かない…」と相談

2.傾聴・共感のカウンセリングで
「よく頑張ってるね」
「あなたは悪くない」
と受け入れる

3.救われた気分になる

4.その後子供と接すると
再びイライラ・不安を感じ悩む

5.カウンセリングに行く…

といった
解決しない「負のループ」をたどる…

この様に、傾聴・共感は
その場はスッキリするが
時間が経つと悩みが再発する。

そしてまた共感を求め…
という負のループをたどります。

そのため、分析では
傾聴・共感を行わずに「事実」を淡々と集め、
事実の裏側にある原因(深層心理)を推測していき、
問題の解決を目指します。

詳しくは⇩を参考に

精神構造分析の流れ

全体の流れとしては

  • 1回目:情報集め
  • 2~4回目:
    集めた情報から深層心理を考えていく
  • 5~6回目:目的設定

を行います。

1回目に
家系図・人間関係・病歴・職歴・恋愛歴などの情報を集め、
これらの情報を元に深層心理を見ていきます。

この時に「傾聴・共感」は行いません。
エピソードも聞かず、事情聴取のように
淡々と事実・情報を集めていきます。

そのため、対応がかなり冷たく感じると思います。

2~4回目は
集めた情報の背景にある「深層心理」を考えていきます。

「深層心理を自覚していないこと」
問題を引き起こすため、深層心理を自覚する作業を行います。

詳しくは⇩を参考に

この深層心理の中身も
醜いものがたくさんあるため、
つらい作業になります。

5~6回目は
これまでの生き方を反転させるための
目的設定を行います。

精神構造分析の具体例

精神構造分析の前半は
自分の無自覚の心理(深層心理)を
腑に落としていきます。

人物表向きの心理裏の心理(深層心理)
父(✖)冷たかった逆(〇)の要素を見る
(自由、など)
母(〇)よく面倒を見てくれた逆(✖)の要素を見る
(しつこい、など)
「ジレンマ表」のワーク

例えば、
父は表向きは「冷たかったから

しかし、その裏には
「冷たくされることに価値を感じる」
などのが隠れている。
(「ジレンマ」という心理)

この
「冷たくされることに価値を感じる」
などの裏にある隠れた深層心理が
問題や悩み、病気を作る。

このようにワークを通して
「裏にある隠れた心理」(深層心理)を
推測していく。

さらに病歴・職歴・恋愛歴・家系図などを深ぼりし、
深層心理を深く見ていきます。

家系図の例(□が男性、○が女性)
母方と今の家族の人数・性別が同じ理由がある。

家系図を見ることで

・親はどんな幼少期を過ごし、
 どんな演技をしてきたのか

・そんな親に育てられた自分は
 どんな演技をしてきたのか

・親になった自分は
 子どもにどんな影響を与えるのか

繰り返す家系の演技を自覚し、
自分の失敗パターン(仮面の自分)を深く知っていきます。

5~6回目に「目的」「軸」を設定し、
「本来の自分の生き方」を見付けく、という流れです。

深層心理を見ることは苦痛を伴う

深層心理を見ていくことは

  • これまでの生き方・考え方を否定する
  • 自分の醜さを直視する

などの“苦痛”を伴います。

例えば
「人を助けたい」という考えがあるとき。

表向きの理由は「世のため、人のため」。

しかし、裏の理由を見ていくと
「母に認められたい」
「自分を褒めてほしい」
などがある。

つまり、
「人を助ける」という行為は
“自分の承認欲求を満たすため”の
偽善的な行為、となる。

深層心理を見ていくには苦痛を伴うため
強い動機・意志が必要です。

しかし、苦痛の先には必ず光が見えてきます。

この考え方は東洋思想の考えです。

陰極まれば陽に転じる

暗闇の先に光が見えるように
自分がフタをしてきた部分(陰)と向き合うことで
新しい自分(陽)が見えてくる、という考えです。

自分の心の闇と向き合うことで
現実が動き出すキッカケを作ることが出来ます。

精神構造分析が合う方・合わない方

前述したように、深層心理を見ていくには
「強い動機」が必要です。

なぜなら、強い動機が無いと

  • 「そんなわけない」
  • 「辛い」
  • 「難しい」

などのような「反発の精神」に負けてしまい、
自分と向き合えなくなるからです。

これでは時間とお金がムダになってしまいます。

共感・傾聴・同情してほしい方
・「人に良くしてほしい」
 などの受け身の方
・「自分は正しい」などの
 自分を疑えない方
学ぶ意欲が無い方
・病気、悩み、現実を
 180°変えたい方
・「自分で変える」
 などの主体的な方
自分を疑える
・自ら学ぶ意欲がある
「強い意志」と「主体性」が必要になる

上記の項目をクリアした方はご相談ください。

著書「心の絶対法則」

分析の質を高めたい方は
著書「心の絶対法則」を読んでください。

他には「量子力学関連の書籍」を一読することをおすすめします。

※「本が苦手」な方は
内海先生のYouTube「氣と精神」を見てみてください。

※精神構造分析は
「内海式精神構造分析法」「量子力学」の考えを
参考にしたセッションを行います。

※2週間に1回、もしくは月に1回のペースで行います。

※現在私は「認定セラピスト講座受講中」
の肩書きであり、日々学びを続けている状況です。
(現在約20症例)

ご理解の程よろしくお願いします。

  • 難病、原因不明の不調、薬漬けなどでお悩みの方
  • 親子、夫婦、職場、恋愛などの人間関係のお悩み
  • 仕事、転職、お金などのお悩み
  • 過去のトラウマなどのお悩み
  • 自分の生き方・進路などのお悩み

上記のお悩みの
「根本解決」を目指したい方は
公式LINEからご相談ください。

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