アダルトチルドレン(以下“AC”と記載)を簡単に言うと
「幼少期の家庭環境で
生きていくために身に付けた偽り(仮面)の自分」。
幼少期にどんな家庭で育ち、
どんな過ごし方(演技)をしてきたのか。
幼少期の家庭での過ごし方が大きく影響します。

悩み・病気を作る。
仮面の自分の中身は
「親の価値観・常識」などの
“ニセの価値観”“ニセの自分”。
以下のような
・キチっとしないといけない
・失礼してはいけない
・子どもには厳しくすべき
・お金が無いと幸せになれない
・仕事は辛い思いをしないといけない
などの「ニセの価値観」によって
夫婦、子供、仕事などの悩みが生まれるのです。
この記事ではアダルトチルドレンについて
詳しく見ていきます。
ご自身の悩みと照らし合わせて見てみてください。
「仮面の自分」(AC)が作られる時

仮面の自分(AC)は0~5才で形成されます。
人は0才1日目から家族の顔色・雰囲気をうかがい、
「このタイミングで泣こう」
「親がケンカしてるからご機嫌でいよう」
などと家庭の中でうまく立ち回ろうとするのです。
このACは、
自覚しない限り大人になっても永遠に繰り返します。
ACを止めるための第一歩は、
「自分がどんなAC像なのか自覚すること」
が必要です。
自分のアダルトチルドレン像を自覚する

自分のAC像を自覚するには
幼少期の家庭環境を見ていくことが必要です。
例えば、
5人家族の長女のAさん。
両親が教員のお堅い家庭。
また、親が忙しく
子どもと接する時間が少なかった。
「そんな家庭でうまく立ち回るには?」
という観点から推測していきます。
上記の例から演技を推測すると
・いい成績を取らないと
・教員の子として「いい子」を
・弟・妹の「お世話」を
などの
「いい子」「世話焼き」などの
演技(AC)が考えられます。
※一例です
この様に
家庭環境や自分の立場によって
演技を身に付けていくのです。
重要なのは、
Aさんは「本当は演技をやりたくない」ということ。
演技をやり続けるとどうなるのか?
見ていきましょう。
アダルトチルドレンで生きるとどうなるか
ACで生き続けるとどうなるか。
前述したAさんの例で言うと
・いい成績を取らないと
・教員の子として「いい子」を
・弟・妹の「お世話」を
という演技を続ける、ということ。
しかし、Aさんは
『本当はいい子・世話焼きをやりたくない』。
この「本当はやりたくない」という気持ちを
無意識に封じることで悩みや病気が起こります。
悩みや病気を抱える多くの方は
・「演技する自分」を
「本当の自分」と勘違いしている
・「自分の本当の気持ちを見てはいけない」
と無意識に自分に禁止している
ACを止めるには
これまでの生き方・価値観(AC)を自覚し、否定し
「本当の自分の気持ち」に気付いていくこと
が必要になります。
アダルトチルドレン像の種類

AC像には9つの種類があります。
(文献により異なります)
AC像は1つだけ、ということはなく
ほとんどの人が複数のAC像を持っています。
AC像 | 内容 |
---|---|
ヒーロー | 一芸に秀でる。(スポーツ・学業など)本当はやりたくない。 |
スケープゴート | 一家の負を背負う生贄(病気持ち・引きこもりなど)。 家族の批判を受けるような行動をとる。 |
ロストワン | 「いない子」。集団の中の端で斜に構えた態度をとる。 人間関係で傷付くことを恐れる。本当は友人が欲しい。 |
プラケーター | 慰め役。特に男尊女卑の家庭で 母親の慰め役をすることが多い。 |
ピエロ | 家庭の緊張感・ケンカの雰囲気を緩和するために、 わざと踊ったり歌ったりするような演技をする。 |
イネイブラー | 支え役・世話役。家族間の世話役をすることが多い。 |
リトルナース | 家族以外の他人に対しても自分の事のように世話をする。 |
ロンリー | 殻に閉じこもり他人を寄せ付けない。 ロストワンよりも一人の時間が多い。 |
プリンス | 周囲の期待に応えようと八方美人をやり、自分を無くす。 |
親も、そのまた親も同じく
必ず何かしらのAC像を持っています。
自分のACを深く理解するには、
家系を通してAC像を考えていくことが必要です。
このAC像は
深層心理(無意識の領域)に深く刻まれるため、
自分で自覚することは難しくあります。
ACを自覚するには、
いろんな人の意見を聞いたり
一緒に考えることもポイントです。
何のために生きているのか

ここまでAC像を見ていていかがだったでしょうか?
自分のAC像が少し見えてきた方もいると思います。
お伝えしてきたように
悩みを抱える多くの人が大人になっても
“家庭で生き抜くための演技”
で生きているのです。
それは本来の自分の生き方とはかけ離れます。
では、
人は何のために生きているのでしょうか。
親の期待に応えるために生まれてきたのか。
他人の機嫌をとるために生きているのか。
自分と他人を傷つけないために生きているのか。
自分をガマンして他者に尽くすために生きるのか。
しかし、自分をガマンし
親や人に認めてもらおうとすればするほど
悩みや病気が生まれてしまいます。
逆に、
自分を許し、愛し、他人を愛する人ほど、
健康にのびのびと生きています。
これはどういうことでしょうか?
この記事を通して
自分の生き方、自分の内側と
深く向き合ってもらえたらと思います。
当院で行うこと


当院は
自分の無自覚の心理・AC像を自覚し
病気や悩み解決のキッカケを作ります。
同じ悩みを繰り返す毎日、充実しない毎日を
“根っこ”から見直してみませんか?


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☎0957-40-0432
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長崎県大村市の根本整体